雇用保険の基本手続き②「再就職手当」
退職後の手続き【雇用保険の基本手続き②:再就職手当】
再就職手当とは、失業している状態から早期に就職するともらえる手当です。この手当は、雇用保険(失業手当)の受給資格を満たしている人が、受給資格決定後に早期に再就職先が決まった場合に支給されます。
【受給条件】雇用保険の受給資格を満たしていること
▶失業状態である
▶退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12カ月以上ある
▶ハローワークに求職の申し込みをしている
※場合により、その他の条件がある場合あります
【メリット】▶再就職先からの給与支給も受けられる
(失業手当をもらっている場合よりも収入面で安定する)▶再就職先を退職しても、条件を満たしていれば再び失業保険がもらえる
(再就職手当を受け取ってすぐに退職しても、返金の必要がない)▶非課税
【デメリット】▶失業手当が打ち切りになる▶再就職する時期によってもらえない場合がある▶焦って就職活動をおこない就職先を早く決めて後悔するなどのリスク
※雇用保険からの手当は社会情勢などにより受給額が変動します。
そのため、同じ条件でも受給資格を確定するタイミングにより金額が違う場合があります。また、再就職手当は失業給付残日数により確定します。